「毎日ちゃんとやれてない…」
「私ばっかり頑張ってるんじゃない…?」
そんな気持ちで、お風呂でため息をついた夜、ありますか?(私はあります。むしろ日課です)
育児に仕事に家事に…やるべきことは山ほどあって、だいたい自分のことは後回し。
気づけば、
- 寝かしつけながらいち早く爆睡
- 家事終わってなくて朝起きて白目
- 夕方にはご飯作る気力ゼロ(そしてカレー3連続)
「もうむり!」と叫びたくなるそんな日々の中、ある時気がつきました。
「これって、全部ちゃんとやろうとしてるから、しんどいんじゃない?」
時間も気力も体力も有限です。
そう、私たち共働き夫婦こそ、もっと「やめる育児」が必要なんです。
「やめる」ことは、手抜きじゃない。
できることなら、かわいい子どもの子育ては楽しみたいですよね。
「育児しんどい」「子育てムリ・・・」を変えるには、がんばりすぎている“何か”をやめることが第一歩。
それは決して“投げ出す”ことではなくて、「賢く手放す」選択なのです。
ということで今回は、私が実際に手放してきた「共働き夫婦の“やめて正解だった”育児リスト」をご紹介します!
共働き夫婦の「やめる育児」リスト6選!
① 完璧なごはんを作るの、やめた
栄養バランス、彩り、たしかに大事だけど…頭が回らない日もありますよね。
買ってきたお惣菜をお皿に並べただけでも、立派なご飯です。
私は、\アンパンマンカレー+ブロッコリー(冷凍)=うちの完全食/だと思ってます!
「今日はこれでいいや〜」の一皿で笑顔になれるなら、それでOKなんです(シールも付いて子どもは大喜び)。
本当に、キャラ物のレトルトカレーには何度も助けてもらっています!
成長とともに好きなキャラクターも変わっていくけど、ちゃんとそのキャラのカレーがあるんですよね👍
ありがたい!
そして、離乳食も同様です。
フリーズドライもレトルトも冷凍も、ガンガン使います。
上の子の時よりも、今は色々種類が出ていて便利なものがたくさんあります。
私はレトルト離乳食はいつも箱買いです。
手作りじゃなくても、ちゃんと育っているので大丈夫!
② 「テレビ見せすぎかも…」と毎回罪悪感を抱くの、やめた
家に帰るととりあえずテレビをつけて、夜ご飯までつなぐ我が家。
「テレビの見せすぎは良くない」と言われるので、罪悪感を感じますよね。
でもテレビを見せないで子育てするなんて絶対ムリなのも事実・・・
この”テレビどれくらい見せていいか”問題は、多くのママが悩むところ。
育児相談でもよく聞かれます。(普段私は、子育て支援の専門職として仕事してます)
結論、テレビと上手に付き合えば問題ない!です☝️
テレビを見るのは受け身の活動で、一方的な情報です。
じっと座って黙ってテレビを見ることで、親子の会話などコミュニケーションが減り、脳や言葉・社会性の発達に影響があると言われています。
なので、私はこうしています✋
- 時間を決める(家事をしたい時、静かにしていてほしい時だけ、など。ダラダラ何時間も見せるのはナシ)
- 寝る前は見ない(刺激になって眠りづらくなる)
- 会話をしながら一緒に見る(これ一番大事✨)
- 見る内容は親が決める(教育的、知育的な内容だと◎)
- テレビの内容を生活に結びつける(動物が出てくる内容なら、その後に動物の絵本を読む、動物園に行って実際に見るなど)
テレビをお助けアイテム・教育ツールのひとつとして使えば、罪悪感も手放せます👋
③ 「週末はどこか連れて行かなきゃ」と思うの、やめた
週末は、習い事(平日はムリなので土日に詰め込み)の送迎と、たまった家事と日用品の買い物でもういっぱいいっぱい。
たまに張り切って大型公園で全力遊び→帰宅後の疲労がとんでもないですよね。
ご飯を作る気力皆無で、ピザを頼んだ日曜日なんて全然あります。
動物園、水族館、大型公園・・・楽しいお出かけイベントは月1回でいいんです!
じゃあ毎週末何しよう?
ヒマヒマ言われるのもストレスだし・・・
そんなときの、私のおすすめは自宅で〇〇パーティーをすること。
- たこ焼き
- 焼肉
- ピザ
- 手巻き寿司
など、子どもと一緒に作りながら楽しめるのがいいんです✌️
天気を気にしなくていいし、子どものお手伝いの経験にもなるし、一石二鳥!
うちの子は「今日は私がパーティー係する!」と張り切ってテーブルをデコってくれます。
100円ショップでかわいい紙皿や紙コップを買ってくれば、ますますパーティー感が出て子どもは大喜び。
しかも、食べた後はポイっと捨てれば片付け終了。
ラクちんで助かります👏
お手軽にできるおうちパーティー、今週末にやってみるのはいかがですか?✨
④ 「怒っちゃった自分」をずっと責めるの、やめた
小さなことにイライラして、爆発して怒って、子どもの寝顔を見て反省して、でもまた繰り返す。
「笑顔のママ」になりたいのに、そんな心の余裕はない自分に自己嫌悪・・・
でも、人間だもの。
カッとなる時もある。(by 3歳児から牛乳をソファにひっくり返された朝の私)
感情的に怒ってしまっても、謝ればいい。
次に活かせばいい。
「さっきは怒ってごめんね」とぎゅっとハグして、フォローできればそれでOKなんです!
自己嫌悪や自己否定は手放して、「がんばってる今の私」を認めていきましょう👏
私たち、今もうすでに十分頑張ってます👏
⑤ 「ちゃんとしなきゃ」という考え、やめた
“ちゃんとした母親”って、なんだろう?
- 見た目をキレイにしてていつも笑顔
- 家は片付いていてオシャレ
- バランスの良いごはんを準備
- 仕事もして自分のキャリアを築いてる
- 子どもとたくさんふれあい、子育てを楽しんでいる
そんな理想を持っていました。
でも現実は全然違っていて・・・そのギャップに苦しんでいました。
理想のようにできない自分に「私ってだめだなぁ」「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込んでいたこともあります。
仕事も家のことも子どものことも、うまくこなしているママ友がうらやましく、自分と比べて落ち込んだことも数え切れないくらい。
でも、理想のようにできなくていいんです!
”ちゃんとする”ためにイライラしてストレスをためて、子どもや夫とケンカするよりも
家が散らかっててもご飯がテキトーでも、「まあいいか」と笑顔で家族と過ごせるほうが、私は幸せです。
子どもが元気に毎日生きてるだけで満点です💯
そう思えると、ちょっと心にゆとりができませんか?♡
⑥ 「なんでも私がやる」、をやめた
基本的に、子どもはママが大好き。
ハミガキの仕上げも、お風呂も、寝かしつけも、なんでも「ママがいい!」ですよね。
体調が悪い時はなおさらそうです。
子どもが熱を出した夜、「明日、どっちが休む?」と夫と話し合い。(2日目以降のために病児保育の予約を必死で取りながら)
仕事を休めないのはどちらも同じ。でもどちらかは休むしかありません。
子どもは「ママがいいー!」に決まっています。
「早退のお迎えも私」「翌日休んで看病するのも私」「なんで私ばっかり・・・」と不満がたまっていきます。
お互い働いているのに、負担がひとりに偏るのはよくありません。
実際、不公平感がつのり夫と大喧嘩したこともあります。
話し合った結果、”やめる育児”を夫婦で共有して、分担することに。
”育児でしないこと”を共通認識できたことで、お互いのハードルが下がった気がします。
急なお迎えや休みは、仕事の都合がつく私が担う。
その分、休日の家事や買い出しはまるっと夫がメインでする。
今のところ、我が家はこの方法でうまく回っています。
【まとめ】「やめること」は、自分を守ること
がんばることも大切だけど、がんばらない選択をする勇気も、同じくらい大切です。
がんばりすぎて笑顔が消えたら意味がないですよね。
「やめてもいいこと」を見つけるのは、自分と家族をラクにして、心のゆとりを生む第一歩です。
心のゆとりは、自分も家族も笑顔にしてくれます😊
- 完璧なごはん、やめた
- テレビ見せすぎ罪悪感、やめた
- 毎週末お出かけ義務、やめた
- 自分を責めるの、やめた
- 「ちゃんとしなきゃ」、やめた
- 「全部ママ」、やめた
今日やめたことは、子どもの笑顔と自分の心を守るための選択です。
肩の力を抜いて、おいしいコーヒーでも飲んで、「ま、いっか」でいきましょう😊
【おまけ】我が家の合言葉
「だいたいでOK」
「とりあえず生きてればいいよね」
共働き夫婦の必須スキル=開き直りとユーモアです!
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