「今日は子どもが昼寝したら、あれして、これして…」と予定を立てても、なぜかその日に限って寝ない。
「朝は余裕を持って出発したい!」と思っても、靴下を履かせようとした瞬間に『イヤ!』が始まり、結果10分遅れ。
そんな“予定通りにいかない日”が、気づけば毎日になっていませんか?
私は、共働き・3人育児の真っ只中。
正直なところ、1日が自分の思い通りに進むことの方がレアケースです。
時間に追われる毎日の中で、「自分のペースが乱されること」って、共働きママにとって最大のストレスだよなぁ…と感じます。
今回は、そんな「自分のペースを乱されること」にストレスを感じるママに向けて、心のゆとりを守るための3つのコツをご紹介します。
そもそも、なんでこんなにイライラするの?
- 朝の支度中、「今日はスムーズ!」と思ってたら、突然の着替え拒否。結局時間に遅れそうになって、内心はイライラ爆発寸前。
- 「お昼寝してくれたら、このスキマ時間で家事ができる…!」という希望が、寝ないことで一瞬で崩れ去る。
- やりたいことリストが、一個も消化できていない休日。無力感に押しつぶされそうになる。
そんな“積み重なるズレ”が、心のゆとりをどんどん削っていくんですよね。
でも、それって「私がまだまだだから」でも「母親として力不足だから」でもないんです。
子どもって、予定通りに動かない生き物。
予定通りに進めたい大人と、自由気ままに動く子ども。
このギャップが、毎日の小さなイライラの正体です。
コツ1:朝の“静かな15分”を死守する
朝は1日の中でもっとも“自分のペース”が乱れやすい時間帯。
「起こす」「食べさせる」「着替えさせる」「準備させる」と、家を出るまでにやることが山ほどあります。
それに朝は子どもも眠くて不機嫌で、イレギュラーな事態に陥りがち。
出発の時間は決まっているから、予定通りに進まないと「ああ、もう!」と余計にストレスがたまりますよね。
「早く早く!」と焦って行動すると、そういう時に限って「ケータイ忘れた!!」と忘れ物をしたり、普段しないミスが起きがちなのも子育てあるあるではないでしょうか。
なんとか子どもを送り、職場について席に座りながら「はあ〜なんだか朝からどっと疲れた・・・」とため息をつくのが、私の日常です。
だからこそ、私は“朝イチの15分”を自分だけの時間にしてみました。
・お気に入りのマグカップでコーヒーをひとくち。
・スマホではなく、窓の外をぼんやり眺める。
・肩を回したり、軽くストレッチをする。
たった15分でも、ひとり静かに過ごせるだけで、「今日もなんとか乗り切るぞ」という心の準備ができるんです。
(ちなみにこの15分が取れなかった日は、朝からずっと心がカサカサで、ちょっとした一言にブチ切れがちです…!)
誰にも邪魔されない“私の時間”。
短時間でも「自分のペースで過ごした」「好きなことができた」という感覚があると、満足感を得ることができます。
眠くて、1秒でも長く寝ていたい気持ちと戦いながらも、なんとか起き出して。
でも、やってみるとその日一日の過ごし方がちょっと変わる、朝の「私の時間」。
ぜひ試してみてください🍵
コツ2:「○○したら××する」の呪縛から抜ける
「お昼寝したら、アレしよう」
「夜寝かせたら、コレを終わらせよう」
…この“もし〜したら”前提の予定、ことごとく崩されますよね😭
以前の私は「寝ない=予定狂う=終わった…」と絶望していました。
「なんで寝てくれないの!?」とイライラが止まらなくなるんですよね。
そして、「私はこれをしたいのに、全然できない!」とストレスがどんどん大きくなってしまうんです。
ママのイライラを感じ取って子どもは余計に寝ないし、本当に悪循環でした。
でも今は、「寝なかったらこれは後回しにして、私が先に寝ちゃおう。早く寝たぶん、早く起きてやればいいや」と、自分の中で“プランB”を用意するようになりました。
完璧に予定通りやろうとすると、苦しくなってしまいますよね。
予定通り進まない=失敗ではなく、ただの「調整」くらいに思えると、肩の力が抜けます。
うまくいかなくても、「まあいいか。次のプランいこ」と割り切れると、心がかなりラクになるんです!
そして、「やらなきゃ」を手放す日があることで、心にゆとりが生まれます。
- 洗濯?明日でいい。
- 夕飯?カレーか、冷凍うどん。
- 子どものお風呂?パパに丸投げ。
SNSでは「がんばるママ」ばかりが目立つけど、がんばらないママにだって、生きる価値はあります(むしろ全人類に必要)。
子どもにも「ママだって休む日がある」という姿を見せるのは、大事な教育のひとつだと思っています。
ママだって人間、完璧じゃないんです。
コツ3:ストレスの根本を見つめてみる
今日は0歳児に振り回され、イライラマックスです。
昨日まで普通にパクパク食べていた離乳食。
今日はなぜか、食べさせようと近づけたスプーンを、泣いて怒ってことごとくはたき落としてきます。
まだ三口しか食べてないんですけど。
もういらないんですか?
涙と鼻水とよだれで顔はぐちゃぐちゃ。
飛び散った離乳食で机も床もぐちゃぐちゃ。
たくさん残った離乳食を捨て床を拭きながら、「私も泣きたいわ」と愚痴りました。
「せっかく作ったから食べてほしいのに、全然食べてくれない。」
「食べたくない日もある。仕方ない」
そう思ってはみるけど、心が折れそうで、とてもストレスフルな出来事でした。
「なんでこんなにイライラするんだろう…」と考えてみたとき、私の場合は「思い通りに進まないこと」に一番ストレスを感じていると気づきました。
- 予定していた仕事が進まない。
- 子どもが言うことを聞かない。
- 夫が“察して”くれない。
この“コントロールできなさ”が、イライラ・ストレスの原因だったんです。
そして、”イライラの正体”がわかると、少し冷静にストレスの対処法が考えられます。
子どもは、小さくても一人の人間。
親の言う通りに動かなくて当然なんです。
イライラしたり、挫けそうな時は、
「そもそも子育ては、思うように進まないもの」という心構えでやり過ごすことにしました。
もちろん、思い出したように爆発する日もありますが、
「計画通りにいかなくて当たり前」「このカオスも一時的」と思えることも増えました。
自分のペースは「自分で守る」もの
共働きで子育てをしていると、自分の時間なんて取れないのが当たり前。
子どもは、親の予定なんておかまいなし。
思い通りにいかなくて当たり前。
でも、だからこそ “自分のペース”を守る工夫が必要だと実感しています。
「ペースが乱れるのは仕方ない」
「でも、自分のための15分は死守する」
そんな“ゆるい心構え”が、共働きママのメンタルを救ってくれるのだと思います。
そして、今日も予定通りにいかなくても。
何も進んでいないように感じても。
あなたはちゃんと、がんばっています。
“自分のペース”を守るコツ、ぜひ一緒に試していきましょう😊
🌿おすすめ記事はこちら🌿
コメント