共働き育児でも自分を責めない!心のゆとりを生む5つの習慣

セルフケア

毎日、自分を責めていた私へ

「今日も子どもにちゃんと向き合えなかったな」
「仕事のことで頭がいっぱいで、笑顔が作れなかった」
そんなふうに、1日の終わりにふと胸がチクっとすること、ありませんか?

私も以前、毎日のように自分を責めていました。


子どもを保育園に送り出すだけで汗だくになり、
電車ではメールに返信しながら、
「連絡帳書いたっけ?」「夕飯どうしよう」と別のタスクが頭をぐるぐる。

夜には、疲れきった顔で「早く寝て!」と子どもに声を荒げてしまい、
寝顔を見ながら「こんなママでごめんね…」と泣いたことも何度もあります。

仕事も家事も中途半端で、思うようにできない自分に自己嫌悪する日々。

「もっとちゃんとしなきゃ」と思うほど、自分を責めてばかりで、余裕なんてどこにも無かったのです。

でもある日、ふと気づきました。
「自分を責めるだけじゃ、何も変わらない」と。
少しずつ、“ちゃんとできない私”をそのまま許すことから、毎日が変わっていきました。

できない私を受け入れ認め、こんなママでも大丈夫!と思えるようになったのです。

完璧じゃなくていい。
笑顔ばかりじゃなくても、怒ってしまっても。
それでも子どもにとって、ママは世界でたったひとりの大切な存在です。

そう思えるようになったのは、心にゆとりができたから。

心にゆとりができると、ささいなことで怒らずにすんだり、子どもと前向きに関わることができます。

そうすると、子どもも私も笑顔が増えます😊

子どものかわいい笑顔が見られると、育児がちょっと楽しくなりますよね!

この記事では、そんな私が試してきた
心にゆとりを生む、5つのちいさな習慣を紹介します。

すぐにできることばかりなので、ぜひ今日から取り入れてみてください♡

「今日も頑張った私」に、やさしくなれ、子どもと笑顔になれるヒントになれば嬉しいです🕊

習慣1:朝でも夜でもOK!“5分の自分時間”をつくる

以前の私は、朝から夜まで全力ダッシュ。

保育園に行くのも、学校の宿題をさせるのも、ご飯やお風呂のときも「早くして!」と子どもを急かしながら1日を過ごしていました。

職場でも家でも、誰かのために頑張ってばかりで自分のことは後回し。

思えば、妊娠中からずっとそうですよね。

食べたいものが食べれなかったり、美容院もネイルも、夜のお出かけも遠出の旅行も。

ママになるためにたくさん我慢してきました。

気がつけば子ども優先の生活になり、自分のための時間はほぼゼロ・・・。

子どもはかわいいし世界一大事だし、この子たちのママになれて嬉しいことには変わりない。

でも、”ママじゃない私”の時間も欲しい!

我慢してばかりだとストレスが溜まり、イライラしてしまいますよね。

「私はこんなに頑張ってるのに!」と子どもにも夫にも、ついきつく接してしまいます。

でもある日、「明日の朝はちょっと早く起きて、コーヒーだけでもゆっくり飲んでみよう」と思ったのがきっかけ。

5分だけ早起きして、お気に入りマグカップで温かい飲み物を飲む。

誰にも邪魔されない静かなひとりの時間。

10分くらいでしたが、とても幸せなひとときでした。

自分時間は、自分を大事に扱う時間。自分を大事にすると、やさぐれた心も癒され優しい気持ちになれます。

自分時間がある、それだけで少し「心のゆとり」ができるのです。

「もう。早くご飯食べて!」とイライラ怒りながらではなく、「ご飯食べてからおしゃべりしようね」とちょっと優しい気持ちで声かけできるのです。

朝でも夜でも、短時間でも、今日から自分の時間を作ってみてください☕️

習慣2:「完璧主義」を手放す

「今日は怒らずに過ごそう」
「ごはんは栄養バランスも彩りもちゃんと」
「部屋も片付けて、子どもも機嫌よく…」

起きた時はそんな“理想の1日”を思い描いていても実際は…
朝から子どもがグズって思い通りに動けず、
ご飯中に牛乳をこぼされ、拭き掃除をするハメに。

気づけば、イライラした顔で「早くして!」と怒鳴ってしまってる。
夜、寝かしつけの後に洗濯物をたたみながら、
「なんだか今日もうまくいかなかった…」とため息をつく日々でした。

でもある日、職場の先輩ママと話している時、こんな言葉をかけられました。

「小さな命を毎日守ってるんだよ、それだけですごいよ」

そのとき、胸がふわっと軽くなりました。
“ちゃんとできてない自分”を、ずっと責めていたけど、「十分がんばってる」と、認めてもらえたのです。

それから私は、「理想の1日」ではなく「生き抜いた1日」にOKを出すようにしてみました。

・洗濯物が山積みでも、誰も死なない
・レトルトカレーでも、お腹いっぱいになればOK
・イライラしたって、あとで「ごめんね」って言えばいい

そう思えるようになると、少しずつ心にゆとりが生まれました。
「ちゃんとしたママ」じゃなくても「いまの私で大丈夫」と思えると、子どもにも自分にも、やさしい言葉が増えていくのです。

完璧じゃないからダメなんて、全然そんなことはありません。

完璧なママ、理想の育児は思い切って手放してしまいましょう👋

「今の私で大丈夫」

そんな風に思えたら、毎日は少しずつ、軽くなっていきます。

習慣3:夫婦の分担を見直す

「私も夫も同じようにフルタイムで働いてるのに、どうして私ばっかり?」

そんな不満をずっと胸の奥にしまい込んでいました。
朝は子どもを起こして、ごはんを作って、保育園の準備をして送り出し、仕事へ。
帰宅後は夕飯づくりに片付け、お風呂、寝かしつけ…。
一方で、夫は残業して帰宅して寝るまでの間はのんびりスマホでゲーム。
私は帰ってからバタバタ動き回っているのに、まるで別世界のように見えました。

ある日の夜、ついに我慢の限界がきて「もう無理!」と怒鳴ってしまい、ケンカになりました。

でも、それは悪いケンカではなく、“本音を伝えるきっかけ”になったのです。

「私ばっかり背負ってるって感じる」
「フルタイムで働いて、帰ったらひとりワンオペでしんどい」
泣きながら伝えると、夫は驚いていました。

「…そんなにきつい思いしてるなんて気づかなかった」と。

その言葉に私も驚きました。

「え?こんなにしんどいしんどい言ってるのに、気づかなかったの?」と愕然としました。

どうやら、夫が帰ってきた時に私は子どもと寝ている時が多かったので、話をする時間がなかったのが原因のようでした。

その日を境に、夫婦で“本当の意味での分担”を見直すようになりました。

たとえば、仕事の融通が利くのは私のほうなので、急な呼び出しや子どもの体調不良での早退・休みは、正直私が多くなります。
それはもう、仕方ないと受け入れました。

でもそのぶん、週末の家事や買い出し、掃除は夫がメインでやるという役割に。
「できるほうが、できるときにやる」ではなく、最初から“お互いの得意・都合に応じて持ち場を決める”ようにしました。

そうすると、私の中の不公平感は減っていきました。

「私だけでなく、一緒にやっている」
そんな感覚が、心の負担を少しずつ和らげてくれたのです。

夫婦は、気持ちもタスクも言葉にしないと伝わらないことを実感したできごとでした。
勇気を出して話し合ったその先に、ちゃんと“心のゆとり”は生まれてくるんですね。

習慣4:子どもへの“声かけ”を変えてみた

一時期、子どもの「保育園行きたくない」が強い時期がありました。

時間に追われている朝、着替えが遅い子どもにイライラ。
玄関で「行きたくない」とグズグズしだすと、つい声を荒げてしまう。

「早くして!」「なにしてるの?遅れちゃうよ」
そんな言葉を、気づかぬうちに何度も口にしていました。

そんな日々が続き、ふと気づいたんです。

――私、ずっと「指示」と「ダメ出し」ばかりしてるかも。

あまり、子どもの気持ちを認めていなかった。

大人でも、ダメ出しばかりで朝から怒られる日々が続くと、嫌になりますよね。

「行きたくない」と泣きたくなるのも当然です。

私の関わり方がよくなかったな、と反省しました。

その日から私は、“急かす言葉”をやめて、“気持ちに寄り添う言葉”を意識するようにしました。

「まだ着替えたくないんだね、眠いもんね」
「おもちゃ片付けたくないよね、もっと遊びたかったね」

まずは子どもの気持ちを受け止め、共感します。(イヤイヤ期の対応の基本ですね☝️)

「わかってくれてる」と子どもが思えると、気持ちが落ち着くことが多いのです。

すると、次の行動にもうつれるようになります。

もちろん、毎回うまくいくわけではありません。
でも、以前より「行きたくない」と駄々をこねることは減りました。

「だってママ、あんまり怒らなくなったもん」「怒られるのいやだ」と子どもが言っていました。

余裕がないと、ついつい感情的な言葉や、否定の言葉が増えてしまいます。

そこで一度深呼吸して、子どもの気持ちを受け止めて、前向きな声かけをしてみてください。

きっと行動が変わってきますよ😊

習慣5:SNSと“ちょうどいい距離”をとる

疲れてソファに倒れ込んだ夜。
スマホをなんとなく開いて、SNSを眺めていた私。

目に飛び込んでくるのは、「家族でおでかけ」「おしゃれな朝ごはん」「子どもとの丁寧な暮らし」…。

どれもキラキラして見えて、気がつけば画面の向こうと自分を比べて落ち込んでいました。

「私って、ちゃんとできてないな」
「みんな楽しそうなのに、なんで私だけ…?」

ついついそんなことを思ってしまいます。

でも、よく考えてみると、SNSは、“一番いい瞬間”だけを切り取った世界なんですよね。

写ってない部分に、子どもの泣き声や片づかない部屋、誰にも見せたくないイライラがあるかもしれない。
キラキラの部分だけを見て、それを自分の現実と比べて落ち込むのはちょっと違いますよね。

そう気づいてから、私はSNSとの距離感を見直しました

「疲れているときは見ない」
「見る時間を決める」
「“すごい人”じゃなくて、“ほっとできる人”をフォローする」

それだけでも、余計な落ち込みや自己否定がなくなり、気持ちがずいぶん軽くなりました。

今は、SNSを「比べる場所」ではなく「共感したり、癒されたりする場所」にしています。

比べない、背伸びしない、心が疲れたらそっと閉じる――
それくらいがちょうどいいかもしれません☕🌿

まずは、今日ひとつだけ

共働きで育児をしていると、「ちゃんとしなきゃ」「がんばらなきゃ」と毎日が全力疾走になりがちです。

でも、それで疲れきってしまったら、自分も家族も笑顔が減ってしまいますよね。

今回ご紹介した「心のゆとりを生む5つの習慣」は、どれも小さなことかもしれません。

でも、だからこそ、“がんばらずにできる” 自分をいたわる習慣なんです。

☝️ 今日からできる「ゆとり習慣」5つ

  1. 短時間のゆとりをつくる
  2. 完璧主義を手放す
  3. 夫婦の分担を見直す
  4. 子どもへの声かけを変える
  5. SNSとの向き合い方を変える

どれかひとつでも気になるものがあれば、今日からぜひ試してみてくださいね😉

「ちゃんとできない日」も、「疲れて笑えない日」も、大丈夫。
私は私のままで、本当に頑張っています。

頑張っている私に優しくして、心にゆとりを持ち、子どもとの時間を楽しみましょう👍

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