朝から子どもの支度に追われて、家の中は片づかなくて、仕事では周囲に迷惑をかけていないか心配で…。
そんな毎日の中で、ふとこう思うこと、ありませんか?
- 私って、全然ちゃんとできてない
- もっと頑張らなきゃ
- なんで私はこんなにダメなんだろう
私もしょっちゅう思っていました。
夜、子どもの寝顔を見ながら「今日もいっぱい怒ってしまった」「もっと笑顔で触れ合えばよかった」
明日の仕事のことを考えながら「周りはちゃんと両立できてるのになんで私は・・・」
寝る前に1日を振り返って、反省して落ち込んでばかり。
・・・・・・でも、それって本当に“事実‘’でしょうか?
もしかしたら、頑張りすぎるあなたが自分に厳しすぎるだけかもしれません。
自分で無意識に、仕事や家事育児のハードルを上げているんです。
私も少し前までそうでした。頑張りすぎてとても苦しい。自信が持てないママでした。
苦しい状況をどうにかしたい、と色々と本を読み漁っていました。
そんな時に出会ったのが「自己受容」という考え方。
「できない自分も含めて、まるごとOKをだすこと」です。
自己嫌悪や劣等感から抜け出し、自己肯定感を上げたいママ、まずは「自己受容」することから始めましょう🌱
自己受容とは?頑張る女性にこそ必要!
自己受容、聞いたことはあるけど具体的になに?
よく自己啓発系や心理学系の話に出てくる言葉ですよね。
「自己のありようをそのまま受け入れること」 (心理学辞典、1999)
簡単に言えば、「私は私のままで大丈夫」と思える感覚です。
できる自分、ダメな自分、疲れてる自分、ネガティブな自分。その全部を受け入れて「そのままでいていい」「それでも、私には価値がある」と自分自身に言ってあげることです。
誰かからの評価や結果ではなく、今の自分の存在そのものを認める。
ついつい頑張りすぎてしまう、そんな私たちにこそ必要です☝️
自己受容ができると、毎日がどう変わる?
自己受容ができるようになると、こんなふうに変わります。
- 人と比べて落ち込むことが減る
- 完璧じゃなくても、前に進めるようになる
- イライラしたとき、自分を責めすぎなくなる
- 頑張らない日も、罪悪感なく過ごせるようになる
つまり、心に少しずつゆとりが生まれるんです。
例えば、ある日の夕食のときのこと🍚
子どもたちに「お腹すいたー!」と急かされながら、やっとできたものをテーブルに並べていると
- 唐揚げ(レンチン)
- お味噌汁
- きんぴらごぼう(昨日買ったお惣菜の残り)
- ポテトサラダ(具少なめ)
「あれれ、茶色ばっかり・・・食卓のいろどりとは?」「野菜少なっ」「手作り少なっ」と一瞬落ち込みました。
でも、子どもたちは「唐揚げ唐揚げ♪」と大喜び。
その笑顔を見て、「まぁいいか。喜んでるし、野菜は明日たくさん食べればOKとしよう!」と思えるようになったのです。
完璧なご飯は作れないけど、みんなで楽しく食べることができた。
できない自分を受け入れて、ポジティブに子どもと関わることができると、自分も子どもも笑顔が増えます。
完璧じゃなくても、今のままでもいいんだ。そう思えるだけで、私は生きづらさがぐっと変わりました。
自己受容は、自己肯定感を高めることにもつながりますよ。
自己受容するための、5つのステップ
自己受容が大事なのは分かったけど、具体的にどうしたらいいの?
それでは早速、一緒に始めてみましょう😊
まず「気づく」だけでOK
たとえば、家事や仕事で失敗してしまった時。
「ああ、私ってほんとダメ」そう思ってしまいませんか?
そんな時に、ちょっと離れた視点で自分を見てください。もう一人の自分が自分を見ている感じです。
- また自分を責めてるな
- なんでこんなにイライラするんだろう
そんなふうに今の気持ちに気づいてください。
すぐに自分を変えようとしなくても大丈夫。ただ気づく。それが、最初の一歩です☝️
「否定」ではなく「理解」を選ぶ
たとえば、子どもに強く言ってしまった自分に対して、
× あんな言い方して、全然うまく関われなかった。ダメな母親だな。
◯ 今日イライラしてたのは、疲れたからだな。それであんなに強く言ってしまった。
否定したり責めるのではなく、理解する言葉に置き換えてみましょう。
言い方が違うだけで、「私が全部悪いわけじゃないかも」と、ちょっと心が軽くなりませんか?
毎日ひとつ、自分をほめる
- 子どもを笑顔で送り出せた
- 朝ごはんを用意できた
- 疲れてるけど、仕事に向かった
どんなに小さなことでも今日できたことをひとつ見つけて、自分をほめてください。
小さな成功体験を積み重ねていくんです。
今の自分を認めて、ポジティブな言葉をかける習慣をつけていきましょう。
ちなみに私はいつも寝る前に、「今日も一日めちゃ頑張ったわ〜」「私えらい!」と自分に言ってから寝るようにしています👍
大人になるとなかなか褒められることってありませんよね。
自分で自分の頑張りを認めほめると、達成感を感じられて嬉しくなります。
ぜひ今日から取り入れてみてください♡
「頑張らない時間」を意識して作る
毎日走りっぱなしだと、心も体も息切れしてしまいますよね。
- ご飯は作らず、お惣菜を買う
- 1人で好きなカフェラテを飲む
- いつもより早めに寝る
どこか手を抜けるところを探して(意外とあります)、割り切りましょう。
完璧にしなくて全然OK。
今日は頑張らなくても大丈夫、と自分に許可を出してみてください。
手を抜くとことに罪悪感を感じる必要はありません。
いつも頑張っているんですから。
それに、育児は長期戦!
毎日バタバタのワーママこそ、あえて「頑張らない時間」を作り息切れしないことが大切です。
「頑張らない時間」は自分を大事にする時間。その時間が心のゆとりを作ります。
心にゆとりがあると、些細なことで怒らずにすみます。
脱ぎっぱなしの靴下がポイっと机の下から出てきても(しかも片足分。あと片方はどこに?)・・・
「もう、何これ!」「ちゃんと洗濯機入れてっていつも言ってるよね💢」なんて保育園生にイライラせず、
「帰ったらすぐ洗濯機に入れようね」「もう片方はどこに行ったかな?一緒に探そう」と前向きな声かけができるんです😊
「感情的に怒ってしまったけど、今考えるとそんなに怒るほどのことでもなかったな。」と後で自己嫌悪するのは、育児あるあるですよね。
それがひとつ減るだけでも、かなりストレスは軽減されます!!
頑張らない時間、自分を大事にする時間を1日のスケジュールにぜひ組み込んでおきましょう!
無理に続けようとしなくてもいい
自己受容は、すぐにできるようになるものではありません。
できる日もあれば、自分を否定してしまう日もある。
でもそれでも大丈夫。
少しずつ、自分を責める声から認める声に変えていけばいいのです😉
「ありのままの私」に戻る場所を、自分の中に作ろう
日々、家族のため職場のため誰かのために頑張る私たち。
でもその忙しい毎日の中に「私」がいることを、思い出してください。
理想の自分でなくてもいい。できない日があってもいい。
今、ここにいる私自身に
「今日も頑張ったね。よくやってるよ」
「完璧じゃなくていいんだよ」
そう言ってあげられる場所を、自分の中に持ちましょう。
私の場合は、寝る前に「自分に戻れる時間」を作るようにしています。(寝落ちする日も多々あり😓)
今日の良かったことやできたことを振り返り、自分へねぎらいの言葉をかけます。
時間がある休みの日は、好きなカフェラテを飲みながらノートに書いたりもします。
時間が無い日でもしんどい時は、「今からママちょっと休憩でーす」「ママは今いませーん」とママ業強制終了することもあります👀
(子どもに、アイス食べながらテレビ見てよし!と言うと、喜んで30分くらいは静かにできます。その間、自分は飲み物とおやつでひと休み☕️)
5分でも10分でも、静かにゆっくり自分だけの時間を過ごすことは、自分を大事にすること。
ママでも、職場の〇〇さんでもない、ただの自分になる。そんな時間を作ってみてくださいね。
今日から少しずつ「今の私」を認めていきましょう。
きっと昨日より自分を好きになれて、笑顔で過ごせるようになりますよ😉
🌿関連記事はこちら🌿
コメント