ママだって人間、ひとりになりたいときがある
子どもはかわいい。家族も大事。
でも正直なところ……「一人時間が欲しい!」と思うこと、ありませんか?
私自身、3人の子どもを育てながら共働きをしているママですが、何度も心の中で叫びました。
「トイレくらい一人でゆっくり入らせてーー!」と。
でも、「ひとり時間を持ちたいけど、なんとなく後ろめたさがある」と感じるのも事実。
夫も疲れているし、自分だけ「ひとりにしてほしい」と言うのもちょっと言い出しづらい。
ですが実は、一人時間を欲しいと思うのは「わがまま」でも「母親失格」でもありません。
むしろ 心の健康を守るために必要な感覚 なんです。
この記事では、
- なぜママに一人時間が必要なのか
- 罪悪感を手放す考え方
- すぐに実践できる7つの工夫
をまとめました。
同じように「私も一人時間が欲しい!」と感じているママの参考になれば嬉しいです!
一人時間が欲しいママが増えているワケ
24時間フル稼働だから
ママの毎日は、まるでエンドレス勤務のよう。
朝起きた瞬間から「ごはんどうしよう」「洗濯間に合うかな」と頭はフル回転。
子どもの支度、仕事、自分の用事、全部が同時進行で、休むスキなんてない。
夜になってやっとひと息ついたと思ったら、また翌日の準備…。
そんな毎日を繰り返していたら、心も体もずっと稼働しっぱなしでオーバーヒート寸前です。
本当は一人でリセットする時間がないと持たないのに、「まだ頑張れるから」と自分を追い込んでしまう。
だからこそ、一人時間は贅沢じゃなく、必要な「メンテナンス」なんですよね。
常に「誰かと一緒」
子どもと過ごす時間はもちろん大切。
でも、四六時中「ママ〜!」と呼ばれ続けると、自分の思考が途切れてばかり。
さらに夫や家族とも一緒で、気づけば一日中「誰かと会話している」状態…。
人と関わるのは楽しいけれど、ずっと続くと心が疲れてしまうんです。
特にママは、子どもの感情を受け止めたり、家族の予定を把握したりと「気配りのスイッチ」を切る時間がありませんよね。
本来、人は一人になることでやっと脳を休められるもの。だから「少し一人で過ごしたい」と思うのは自然で健全な欲求なんです。
「母親なら当たり前」というプレッシャー
「母親なんだから子ども優先して当たり前」「自分のことは後回しにして当然」という声、社会にも家庭にもまだまだ根強くありますよね。
そのせいで、ママ自身が「自分の楽しみを優先するのはわがままかも」と感じてしまう。
けれど実は逆で、一人時間は「家族のためにも」必要なんです。
気持ちがすり減った状態で笑顔を作るより、リフレッシュして心に余裕を持つほうが、結果的に子どもにも優しくなれます。
ママの笑顔は家族全員に広がります。
「一人時間はわがままじゃなくて、家族への投資」
そう考えたら、罪悪感は少し軽くなるはずです。
「一人時間=わがまま」ではない理由
一人時間を求めるのは、自分をリセットしてまた家族に笑顔で向き合うため。
決して自己中心的な行動ではありません。
心理学的にも、
✅ 一人の時間がある人ほどストレス耐性が高い
✅ 自己肯定感が安定しやすい
✅ 家族関係も良好に保ちやすい
といわれています。
つまり、一人時間を確保することは「家族にとってもプラス」なんです。
胸を張って、自分のための時間を取りましょう!
罪悪感なく「一人時間」を叶える7つのアイデア
1. 「ながら一人時間」を見つける
「完全に一人」にならなくても、一人時間はつくれます。
たとえば、子どもがお絵描きをしている横で、ママはコーヒーを飲みながら雑誌をパラ読み。
おもちゃを片付けながら、スマホで好きな音楽を聴くのも立派なリフレッシュです。
大切なのは、“同じ空間にいても自分の心を自由にする”こと。
子どもの相手を100%やらなくてもいい時間を、ゆるく差し込むことで心の余裕が生まれます。
2. 夜の「ご褒美ルーティン」を決める
子どもが寝静まった後の時間は、まさにママにとっての黄金タイム。
ポイントは「毎日頑張る自分へのご褒美」をルーティン化することです。
たとえば、お気に入りのマグカップでハーブティーを飲む、好きなアロマを焚いてお風呂に入る、1話だけ海外ドラマを見る。
大げさなことをしなくても“これをすると心が満たされる”という小さな習慣が、翌日の活力になります。
3. 子どもと「静かに遊ぶ約束」をする
一人時間をつくりたいけれど、毎回周りにお願いできるわけではありません。
そんなときは、子どもと「静かに遊ぶ約束」を決めておくのも一つの手です。
たとえば「このタイマーがなるまでは、20分だけママはおやすみ。静かに遊ぼうね」と伝えます。
塗り絵やパズル・ブロックなど、子どもが一人で静かにできる遊びならなんでもやってOK。
子どもはゲーム感覚で守ろうとするし、達成できたら一緒にハイタッチ!
これでママは20分の自由時間をゲットできます。
短いけれど、頭を切り替えるには十分な“プチ自分時間”になります。
4. 「オンライン一人時間」を楽しむ
完全に外出できなくても、オンラインで“ひとりの世界”に浸るのは意外と効果的です。
動画配信サービスでお気に入りのバラエティを見る、ラジオアプリで心地よい声に癒やされる、オンラインヨガで体を伸ばす。
ほんの30分でも「自分のためだけに選んだコンテンツ」に触れることで、頭の中がリセットされます。お金も時間もかけずに、非日常感を味わえるのがオンラインのいいところです。
5. 家事の手を抜いて時間を生み出す
「一人時間がない!」と嘆くママの多くは、家事に追われていることが多いのではないでしょうか?
私もそうですが、完璧を目指さず、思い切って手を抜くのも大切です。
時短家電もフル活用しましょう。
冷凍食品やカット野菜、宅配サービスを使えば、調理時間がグッと短縮されます。
洗濯も乾燥機に頼れば、干す手間は省けます。
掃除も“気になるところだけ”でOK。
浮いた30分を「自分のためだけに使う」と決めれば、罪悪感ではなく達成感につながります。
6. 友達ママと「お互い様預け」をする
信頼できるママ友がいるなら、子どもを短時間だけ預け合う“お互い様システム”を取り入れてみるのはどうでしょうか。
「今日はうちで遊ばせるから、来週はお願いね」といった具合にお互いが順番で子どもを預かります。子ども同士もいつもと違う環境で楽しく遊べるし、ママは数時間のフリータイムを確保できます。
しかも“お互い様”だから気を遣いすぎずにすむのがポイント。
ママが一人で息抜きする時間は、子どもにとっても「ママが元気でいてくれる安心感」につながります。
7. 「ちょっと贅沢」なご褒美を自分に
コンビニスイーツを買って一人でゆっくりコーヒータイム。
ちょっと高価なアイスを食べながらたまったドラマを見る。
ゴロゴロしながら好きな雑誌を読む。
月に1度、美容院やカフェに行く。
――小さなご褒美で、自分を大切にする感覚を取り戻せます。
一人時間を持つと、ママの笑顔が増える
実際に「一人時間」を取り入れると――私はこんな変化がありました。
- イライラが減って子どもに優しくできた
- 夫婦の会話が前より穏やかになった
- 自分を大切にできるようになった
つまり、一人時間は「ママの自己肯定感を守る大事な習慣」なんです。
短時間でも「自分のために時間を使えた」という満足感は、心の余裕を生みます。
心に余裕があると、家族にも笑顔を向けられるようになります。
ママの一人時間は、家族への愛情を育てる時間
母親が「一人時間が欲しい」と思うのは自然なことです。
それは家族をないがしろにすることではなく、むしろ 家族に優しくなれるためのリセット時間 なのです。
- ながら一人時間
- ご褒美ルーティーン
- 静かに遊ぶ約束
- オンライン一人時間
- 家事の手抜き
- お互い様預け
- プチ贅沢
これらはどれも「ちょっとの工夫」で叶えられるアイデアです。
育児は長期戦。息切れしないことが大切です。
今日からできる小さな工夫を取り入れて、まずは5分でも自分だけの時間を作ってみませんか。
ママが笑顔でいられたら、子どもも夫も、そしてママ自身もハッピーになれます。
罪悪感ではなく「私が元気でいるために必要!」と胸を張って、自分だけのひとときを楽しみましょう!
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